藍藻は地球が焦熱地獄であったころ発生し、それ以来進化せず生き延びてきた原始的な植物で、ひじょうに生命力の強い植物であるといえるでしょう。テレビの健康番組にも良く取り上げられ、お腹の調子を良くする健康食品として、オリゴ糖はすっかり消費者から市民権を得たのではないでしょうか。本シリーズでは、オリゴ糖のイロハから最新の研究情報まで、3回に分けてご紹介したいと思います。いくつかの成分が候補に挙がりましたが、1950年代後半に母乳にはビフィズス菌のエサとなる炭水化物の量が粉ミルクよりも多いことが分かりました。このエサとして注目されたのがオリゴ糖で、粉ミルクにオリゴ糖を加えることで、乳児のビフィズス菌を増やすことに成功したのです。食品に含まれる炭水化物の仲間をまとめると、表1のように様々なものがあります。オリゴ糖の定義では、おなじみの砂糖や麦芽糖などもオリゴ糖の仲間になります。その後の研究で、乳児だけでなく、大人がオリゴ糖を摂取しても効果が高いことが分かりました。